経営顧問コンサルティング - 社長様の社外顧問として経営の悩みをご一緒に解決致します  
jBpress 2020.5.4  星良孝:出典


 レムデシビルの開発元であるギリアド・サイエンシズは、猫のコロナウイルスによる感染症の一つ、伝染性腹膜炎の治療薬として、「GS-441524」という薬の開発を進めている。猫のコロナウイルス感染症である伝染性腹膜炎は、猫の不治の病としてよく知られている。
 猫コロナウイルス感染症という下痢を起こす病気があるが、このウイルスが突然変異を起こしたときに凶悪化して起こる病気だ。発生の頻度は決して多くはないが、いったん発症すると従来は薬がないために、猫の飼い主は治癒を諦めざるを得なかった。
 このGS-441524が、レムデシビルの活性代謝物なのである。平たく言えば、レムデシビルが化学変化したもので、同類の薬と考えられる。核酸アナログといって、ウイルスが自分の部品として間違って利用して、まともにコピーを作れなくなるという仕組みによりウイルスの増殖を防ぐ。

 重要なこととして、2019年の段階で既にGS-441524という薬剤が、猫の致死的な病気である伝染性腹膜炎に安全かつ、有効に使えそうであると論文報告されている。